ブライスでも何でもそうですが、物は劣化してしまいますね。
でも、ブライスは全く同じドールが再販されることは無いし、高額なので、できるだけ劣化させずに綺麗な状態を保ちたいです。
ブライスはどのように保管すればいいのでしょうか?
今回はブライスの劣化と対策方法について、まとめたいと思います。
ブライスの劣化と対策方法
ブライスは劣化すると、どのようになるのでしょうか?
あわせて対策方法をご紹介します。
髪や肌の変化
経年変化によって、ブライスの髪の毛や肌は変化します。
元々、銀髪や白っぽい髪だった場合は、徐々に金髪になっていきます。
元の髪の毛が淡いパステルカラーの場合は、色が濃くなっていくそうです。
ブライスの顔やボディの肌の色も徐々に黄色っぽくなっていきます。黄変ですね。
また、ブライスの肌は徐々に化学変化でべたつきが出てくるそうです。
ある程度の変化は仕方がないことですが、できるだけ良い状態を保つためには、どのように保管すればいいのでしょうか?
次のことに注意すると良いとされています。
・なるべく光にあてない(太陽光、蛍光灯、LED等)
・なるべく空気にあてない
・風通しをよくする
・高温多湿を避け、なるべく温度と湿度を一定に保つ
光に当たると髪の毛や肌が変色しやすくなります。
ブライスで遊ぶとき以外は、遮光カーテンなどで太陽光が入らないようにした場所で保管した方がいいです。電気は蛍光灯よりLEDの方が影響が少ないようです。
「空気にあてない」と「風通しをよくする」は相反するような気がしますが、滞っている空気に触れていると劣化しやすいそうです。
ブライスを買った時の輸送箱などの段ボールに入れたままにしていると、空気の入れ替えができていないので、開封した時に黄変していることがあるそうです。恐ろしい…
高温多湿の状態は、カビや化学変化を助長するので避けた方がいいですが、日本ではなかなか難しいですね。
適度にブライスを出して、遊んで、また、きちんと保管するというのがいいのかなと思います。
箱入りのブライスも、たまには輸送箱やビニール袋から出した方が良さそうです。
アウトフィットの色移り
ブライスのボディは色移りしやすい素材です。
濃い色の服を着せたままにしていると、触れているボディに服の色がついてしまうことがあります。
ブライスを飾ったり、保管しておくときは、白など色の薄い服に着換えさせましょう。
元の箱に入れて保管しておく場合は、元の服とブライスが直接触れないように、服や小物を袋に入れてから箱に入れたり、服だけ別で保管しておくと良いです。
においがつく
ブライスのボディや髪の毛は臭いを吸収しやすいです。
キッチンとつながったリビングにブライスを飾っていたりすると、料理の臭いがブライスにつきやすくなります。
タバコなども要注意です。
キッチンやタバコを吸う場所から離れたところに保管しましょう。
キッチンの近くにブライスを置いておくと、空気中に含まれた油分がブライスについてベトベトになることもあるそうです。
アイチェンジのひもが切れる
ブライスのアイチェンジを繰り返ししているうちに、ひもが切れてしまうことがあります。
アイチェンジをするときは、ひもを真っ直ぐ垂直に引っ張るようにして、ひもにかかる負荷が少なくなるようにします。
真下に引っ張りたくなりますが、負荷が大きいので、ひもが切れやすくなるそうです。
ひもが切れてしまった場合は、切れた場所によりますが、修復は難しいので、プロの方に頼んだ方が良さそうです。
膝の針金が出る・伸びる
ネオブライスの膝は「クリック」という仕組みで3段階に曲がります。
ブライスを座らせたり、写真を撮る時にポーズをとらせる時に便利です。
でも、繰り返し膝を曲げ伸ばししていると、中の針金が出てくることがあるそうです。
針金が出てしまったら、ボディを交換するしかないので、注意が必要です。
また、ずっと膝を曲げた状態にしていると、皮膚(ビニール?)の部分が伸びてしまうことがあります。
保管する時は膝を伸ばした状態にしておきましょう。
まとめ
今回はブライスの劣化と対策方法について、まとめてみました。
せっかくのブライスなので、なるべく綺麗に保ちたいです。
でも、物は必ず劣化してしまうものなので、神経質になりすぎても、ブライス活動を楽しめないのかなとも思います。
適度にブライスを出して遊んで、使わないときは、きちんとしまっておくというのが大事ですね。
今でも10年前以上に販売されたブライスを、フリマサイトなどで購入することができますが、それは大事に保管されていた方がおられるということなので、感謝ですね。
私もブライスを大切にしたいと思います♪