「ブライスのアウトフィットを作ってみよう!」と思ったとき、ドール服の作り方の本はたくさんあるので、どんな本を買おうか迷いますよね。
私も迷って、最初にDOLL SEWING BOOK 「HANON」を購入したので、ご紹介します。
HANONさんって?~著者のご紹介~
まず、この2冊の本の著者は有名な人気ドール服作家のHANON(藤井里美)さんです。
HANONさんはブライスドールが日本で販売される前にヴィンテージブライスの虜になり、2001年のタカラ(現タカラトミー)による復刻と同時にカスタムや縫製を開始されたそうです。
カスタム総数は3300体以上で、 オフィシャル(CWCジュニームーン)の写真集、チャリティーオークション、ワークショップなどドールイベントに多数参加されています。
オンラインショップで素敵なアウトフィットやアウトフィットの手作りキットなどを販売されています。
HANONさんのアウトフィットはとても人気なので、すぐ売り切れてしまいます。
この本では、なかなか手に入らないHANONさんの素敵な世界観の服の作り方が紹介されています。
本のご紹介
DOLL SEWING BOOK 「HANON」
こちらは2016年3月に発売された DOLL SEWING BOOK 「HANON」です。
まず、表紙のアウトフィットがとても可愛いです。私は、このワンピースが作ってみたくて購入しました。
中を開いてみると、可愛いブライスがお洋服を着ているのですが、まるで写真集のような美しさです。
お洋服はもちろんですが、小物や背景にも凝っておられるので、トータルの世界観が素晴らしいです。
見ているだけで癒されます♡
逆に素敵すぎて、「こんなかわいい服が作れるのかな?」と不安になりました。
この本で作り方を紹介されているのは、以下の13作品です。
- キャミソールワンピース
- サルエルパンツ
- 刺繍ワンピース
- エプロン
- 丸襟ワンピース
- ブラウス
- スカート
- ベスト・コサージュ
- パンツ
- コート
- ショルダーバッグ
- ブーツ・靴下
- ベロだしキツネ
ベロだしキツネ以外は、S・M・Lサイズの型紙があります。
Sサイズはミディブライス、Mサイズはネオブライス、Lサイズはユノアクルス少女に合わせて作られています。
作り方は一工程ずつ、すべて分かりやすい写真つきです。
「初心者でも作れるシンプルな構造と、着せた時の美しいシルエットを追求し何度も何度も作り直した、こだわりのパターンばかりです。」とのことです。
「初心者でも作れる」というところは、後日、実際に超初心者の私が作って検証してみます。
DOLL SEWING BOOK 「HANON-arrangement-」
二冊目は2020年3月に発売された DOLL SEWING BOOK 「HANON-arrangement-
」です。
色々調べていると、こちらの2冊目の方が初心者向きとの口コミがあったので、2冊一緒に購入してみました。
こちらも一冊目と同様に素敵な写真ばかりで写真集のようです。
素敵すぎて、今まで興味のなかったドールにまで惹かれてしまいます…。ruruko可愛い♡
この本で作り方を紹介されているのは、以下の13作品です。
- 基本のAラインワンピース
- 基本のブラウス
- 基本のダーツワンピース
- 付けえり
- ギャザースカート
- エプロンスカート
- フリルパンツ
- ジャケット
- コート
- 帽子
- バッグ
こちらの本の素晴らしいところは、身頃・えり・すそ・そでのアレンジが数パターン紹介されているところです。
一つのワンピースでもアレンジの組み合わせによって400種類ものパターンがあります♪
簡単なアレンジから始められるので、初心者にはありがたいです。
サイズは、根強い人気の1/6サイズドールに特化し、20cm、23cm、27cmと、1/6ドールでも身長の違う3サイズで細分化した型紙バリエーションを展開されています。
Sサイズ:全高約20cm(rurukoやJerryBerryなど)
Mサイズ:全高約23cm(ブライスやb.m.b.Cherryなど)
Lサイズ:全高約27cm(momokoやユノラなど)
一冊目と同様に、作り方は一工程ずつ、すべて分かりやすい写真つきです。
デザインも素敵ですが、生地の柄や色合わせなど、「このまま作りたい!」と思う作品ばかりです。
早速、私も簡単なものからチャレンジしていきたいと思います♪